はい!前回の続き!
色々教えてもらう中で、最初に見に来たGOの選択肢は揺らぐ…(雑魚の意思)
万年筆ってペン先交換できると思っていたけど、そうではないらしく、
- 好きなペン先の太さ
- 好きな本体
- カラー
- 好きな書き味
の4つが全て成立しないと買えないことを学びました。
漠然と値段だけが全てじゃないんだな〜…と思い始める。
そしてまた悩む。笑
…だったら、まずは好みのペン先の太さを定めた方がいいのでは?💡
なので、好みのペン先を探すべくまた試し書きをする。
私のみているTWSBI社のペン先は全部で5種類くらいある。
- 極細字
- 細字
- 中字
- 太字
- 1.1(縦横の書いた角度?で太さが異なるペン先)
ペン先を全部試し書きさせてもらい、私の中で描きやすくて、「あ、これが多分好きだな」みたいなのが固まってくる。
中字と太字。
ここからさらに、目的がはっきりしている(日記用)ので、紙とのインクの染みの兼ね合いも考える。
2つのペン先で同じ文字を書いて裏写りを確認したりしました🖋️
やっぱり太字になればなるほど1回のインク量も増える=濃いインクだと裏に染みやすい…のかも
そして選ばれたのは…中字‼️
これでペン先の好みが定まりました。
そして軸本体に向き直る。
在庫のTWSBI万年筆の価格帯は¥5,000-¥20,000くらいと幅広い。
でも、まさか1番お安い価格帯を見に来た人が、¥20,000のペンを衝動で買えるわけもなく…(そんな財力はない)
私が見た日は、ECOというシリーズが沢山色があったのでこの辺を主軸に決めることに。
- 書くときのペン自体の重さも良かった
- 価格帯も¥10,000以内と良心的
(もういろんなの見すぎておかしくなってきてる節ある) - 在庫カラーが豊富🎶
- 何より初心者におすすめのスタンダードモデル
ということで、わりと私の購入条件を網羅している。
ズラーっと並んでいるカラーを見て、これ!!!と直感でビビっときたのは「トランスイエロー」というクリアカラーの黄色。
クリア大好きだし、黄色も好きなので好みドンピシャ🎶
展示されているものは、残念ながら中字のペン先のモデルではなく…
在庫を調べてもらうことに。
これは、もし在庫が無かったら、「今回は縁がなかった」ということで、妥協で別の色を選んで買うのはやめよう…
¥7,000に妥協する必要はない…と胸に決める。
なんか色を見ながら、黄色、青、緑、紫…人生の大好きカラーすぎるな…
やっぱり直感的に好きなのはこの色のどれかなんだな〜とか考えてたワ(思考の脱線)
さて、ペン本体の在庫を見ていただいている間に…
万年筆にはインクが必要!
インクの色を見ることに。
ペンのインクなんて普通に黒では?みたいな気もするけどさ…
わたしは日記にSARASAのブルーブラックとグリーンブラックを使っているので、買うなら青か緑系がいい🙋♀️
インクの粘度とペンとの相性もあるとのことで、希望の色から幾つかオススメしていただきました。
緑黒系ってあまりないらしく、逆にバリエーションがありまくる青黒系は沼ですよ〜😉って言われた
(心底楽しそうにお話されていたので、多分沼から手招きしながら話されていた可能性大)
お店には実際に書いたカラーサンプルがあるので、片っ端から見て、気に入った色をこのメーカーはインクの粘度的にどうですか?と聞くのを繰り返す。
カラーサンプルは画用紙などに文字と絵が書いてあって、狭い範囲での色の変化やインクの溜まり、広範囲で塗ったりしたときの色味などが比較できる。
カラーサンプルにめっっっっちゃくちゃお上手な動物のイラストが描かれている。(同一色の濃淡のみで書かれているのよ)
このサンプルの絵すごいですね!?!って言ったら、あ、私が描きました✌️って言われて大横転。
写真撮ってくれば良かった、ほんとに動物がうますぎる。
あの絵を見に行くためだけにインクコーナーを覗く価値ある。
ということで、緑系は好みドンピシャの色がなく、早々に諦め。
沼の青黒の中から絞る。
色んな青黒の中から裏写りのことも考えて…候補に絞ったのはこちら!
濃藍道具屋(レンノンツールバー)のボトルインク藍染の風シリーズ。
濃藍道具屋は本来は藍染屋さんらしい。
藍染風シリーズはそこで生まれた、藍染の過程をイメージしたインクのシリーズ。
すごいよラインナップ全6色全部が青。
藍染て…早々に青の沼の片鱗を見た気がするねww
青も200色あんねんで。
その中で私は日記の紙の裏写りへの考慮や、好きな色味の感じから熨斗目花(のしめはな)という色をチョイスしました👍

熨斗目花は日本の藍染文化のなかで伝統的にある色彩の名称。
表面の染料が摩擦によって色褪せたり、空気中の塵が付着した時にみられる色らしい。
ほ〜…
1瓶の容量(30ml)が素人には多い気がしましたので、今回は1本にしました。
また、無くなったら考えよう。
ね!!!!
はい、そうこうしてるうちに万年筆のほうよ。
私がインクについて話しかけてしまい、在庫探しの手を止めていた(すみませんw)
「あ…無いかな…?あ!ありましたー!!!!」
と、ラス1の在庫があったー!🔥🔥🔥
やったー!!!
これはもう運命ということで、購入します。(軽率な運命の乱用)
最初の品質チェックとかはもちろん、分解できるモデルなので分解方法のレクチャーも受ける。
1万円の文房具は流石にパッと買えないわwwwwwとか思っていたけど、普通にインク込みで超えた笑
ZINEも買ったので普通にちょっとした、いいお買い物じゃねーか…
ということでお迎えしました🌟

TWSBI ECO です🌟🌟

かわいい〜!!
ちょっとおもちゃっぽいビジュアルも好き!!!
インクはこちら
濃藍道具屋 藍染の風 熨斗目花

初めての万年筆なので写真を撮りまくる。
もう楽しい。
写真撮って、一通り満足したところでインクを補充してみるよ🎶
思ったより簡単🎶
インクを入れたのがこれ!

これ見て、多分私は黄色と青の組み合わせが好きなんだな〜としみじみ思いました。
そして黙々と試し書きする🎶
日記の余ってるページに沢山書いてみる。


字の上手さとかは置いておいて、いつものSARASAとかとは違う書き味が楽しくて仕方がない。
試し書きというと、昔から文字を書くのが好きで、歌詞のフレーズとかアニメの口上とかをひたすら書きました🎶
楽しすぎて2日で10ページ以上使っていて笑いました。
そうゆうとこだよ🫵
私が行った日は、平日の微妙な時間なのもあってお客さんもまばらでした。
万年筆ってカッケェ!だけで見に来た無知な人間にもわかりやすく丁寧に説明していただきました🙏
本当に楽しかった〜…
自分のためにあんなに時間かけて筆記具選んだの初めての体験だったので、なんだか嬉しい☺️
私は持ち運びの利便性なんかも考えて万年筆を選択しましたが、お家でまったり使う…だったらガラスペンも楽しそうだなーと思いました。
色んな色のインクを試したいなら色替えも手軽だし。
また新しいジャンルを開拓してしまい、将来がたのしみだね…笑
色々と楽しみを増やしたり、日常の一部をグレードアップさせるのは自分の幸福度につながるなあと感じたお買い物でした。

誠品生活日本橋、まだまだ探検したいので また行きたいと思います🙋♀️
という、万年筆買いました日記でした🫵
ほんじゃの!
https://room.rakuten.co.jp/77maruta/items